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幼児教育で気がついたこと自分の子どもが理解できないお母さんが増えているようです。育て方、対処の仕方、ストレス、など、子育てと家族とのコミュニケーションをうまく育てていくことが大切なのです。
言葉が出ない子 パート2
2006年04月06日 (木) | 編集 |
今日、私はちょっと不思議な体験をしました。

もうすぐ、4歳の男の子。
あまり言葉が出てきません。
色もはっきりとわからず、言っているがあまり理解できません。
わかるということに、少し時間がかかります。

この子はふつうの子どもです。
何のトラブルもないのです。

レッスンの取り組みの中で、もともと私たち人間が持っていて、
現在あまり使われていない能力をのばす「色あて遊び」というのあります。

色おはじき
赤・青・黄色・オレンジ・ピンク・緑・紫・などのおはじきを使います。

このおはじきを小さなカンの中に入れて、中の色を当てます。
まず、私は、おはじきを見ずに1つとって、カンに入れました。

「さあ、このカンの中に、先生は何色のおはじきを入れたかな?」
「う~~ん」といって、ひとつ手にのせました。
「答えあわせしょう!」
「せ~の!!」ふたを開けるとぜんぜんちがうおはじき。

次もはずしました。

そこで私は、ふと
「じゃ、今度は先生が中の色は、この色だよって思い浮かべるから、何色かわかるかな?」

私は今度、青い色おはじきをいれ、ふたをし、目をつぶって青いおはじきを思い浮かべ、心の中で、「青、青、青よ!」といいました。
すると、男の子はおはじきを眺め、青を手に取ったのです。

「じゃ、答えあわせしよう!!」
「せ~~の!」   ジャ~~~ン!   大当たり!!
そのあと、黄色、緑、オレンジと次々に当ててくれました。

これには、お母さんもびっくり。
「えっ~~。すごい!何であたるの!!」
「すごいね~~~~。」

私は、ふと思ったのです。
そういえば、なかなか言葉がでてこない子どもたちは、とても右脳的な遊びがすごいなぁ。

イメージ力、カードを見る速さ、速聴、直観的遊び、ESP遊び、
パズル、組立てブロックなど。 
簡単にやりこなすことが出来る子が多いな!と。

いずれ、言葉はすいすい出てきます。
でも、しゃべらないときの、能力のすごさ
もう少しの間、楽しんでみてはどうかな?と思います。

もちろん、たくさんのことを、このとき勉強します。
でも、言葉をだすことをムリせず、少し楽に待ってあげてはどうでしょう。

「しゃべる」ということはとても個人差がおおきいです。

必ずしゃべるようになります。

その前の貴重な時間を違う遊びで伸ばしてみては
いかがですか。


文章や数式を書くとき、空白も文字のひとつですよね。
私たちも待つという時間はとても必要な気がします。


ご要望があれば、しゃべるためのHOW TO?をブログします。

テーマ:子育てママのお悩み
ジャンル:育児
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